生贄 or 無支援!?選択を間違えない秘訣とは!#23
こんにちは、ATです。
何か知らないけど、この前うちのギルドのディスコで「マック」派と「マクド」派が喧嘩してました。今日も3乙は平和みたいです。あ、ちなみに僕はマック派です。マクドは意味わかりません。
さて、今日はちょっとだけ奥が深い…かもしれない開封のお話です。普段と違って明確に内容があるわけではないので、「ほ~ん」ぐらいの感覚でお読みください!
突然ですが、みなさん。オカルトアンダケ…
スペカギル戦は楽しんでますか?実装初期から2~3シーズンが経過し、ほぼ全部の城にスペカが設定されている状況にはなったかなと思います。僕個人もだいぶ慣れてきたかな~という感じですね(星はかけてますがw)。
そんな中でこのスペカよく見ませんか?
ギルバトの防衛城でもスペルカードが設定可能となり、多種多様の組み合わせが存在します。例えば、グングニル&セイレーンといった通称「お手軽セット」やウィスプ&シルフィードの通称「ぶんぶんセット」などがある中で、一番多い組み合わせがこのグングニル攻撃&ファルコン支援の通称「ゴリラセット」だと思います(なぜ、ゴリラセットと呼ばれているのかは察してください)。
支援と攻撃それぞれで1KOを強いてくるので、星3を取るためにはあと1KO分しか余裕がなくなります。これがめちゃくちゃ厄介で、開封班はどうにかこうにか星3プランを捻り出してますw
ということで、『こんなスペカ防衛城にどう立ち向かえばいいのか』をテーマに今回のブログは解説していこうと思います。
選択肢1.生贄を用意する
多くの人が採用している手段かなという気がします。
支援も攻撃も使いたい→それぞれの生贄傭兵を用意しようってわけですね。
メリット
・今までと同じような感覚で考えることができる。
→生贄をはじめからないものとして考えれば、他は普段と同じです。
そういう点では考えやすいと思います。
デメリット
・2KOがほぼ確定
→ファルコンとグングニルの影響をもろに受けることになります。一応グングニルはゲイラニアかけることで回避はできますが、相手のグングニルの凸数が高いとこちらにターンが返って来るタイミングで飛んでくるので、開封では使えないですね。
2KO確定だと想定外による許容は1KOまでとなるのもデメリットです。
・支援の選択ミスや配置の圧迫につながる可能性もある
→ここのデメリットが大きすぎるんですよね。
「生贄想定の支援が耐久力を発揮してグングニルのターンの想定がずれた…」とか
「生贄のアスモが相手の傭兵倒していろいろズレた…」とか
「生贄になる前に他の要素で死んで対象がズレた…」とか
ここに列挙したミスしたことある人、結構多いんじゃないかなと思います。
・実質的に使える駒は6枠
→「支援の生贄を使う=本命の支援がいる」 ということなので、実質自由に配置できる傭兵は6枠分です。最近の開封はロイドやらグランヒルトの確定挑発組がいるだけでなくベルフェやセリアなどの広範囲傭兵も多いので、後手後手に回りがちなんですよね。整地なら順番がわかっているので相手が動く前に先処理も可能ですが、順番がわからない開封だと6枠で受けも攻めも…というのはかなりきついな~という気がしています。
選択肢2.対象傭兵を使わない
組めるのであれば、これが一番楽です。
相手のスペカがないものとして組めるので、細かいことを考える必要はありません。ただし両スペカの指定を逃れるということは防御型と魔法型だけで構築する必要があります。できなくはない気がしますが、マモニルやグランヒルト、ロイドの処理などに時間がかかり、ターン欠けの危険がありそうですね。
選択肢3.片方のスペカだけ考慮する
選択肢3は1と2の折衷案です。
(1)魔法型をメインに使用している人
→攻撃型を抜き、グングニルの影響を受けないようにする
(2)攻撃型をメインに使用している人
→支援型を抜き、ファルコンの影響を受けないようにする
(1)グングニル回避法
セツガ魔法型開封のために1枚生贄の支援型を配置し、攻撃型を一切使わないという方法になります。具体的にはこんな感じ!
上の図も、下の図も生贄はゲイラニアですね。なにもできずに死んでも問題ないし、仮にターンがすぐ帰ってきた場合には味方に不死のバフを付与することができるというメリットで採用することが多いです。
この配置のメリット
・確定KOは1枚に収められる
・受けも攻めも万能な魔法型メインなので大事故は起こりにくい
→わかりやすく言えばターン制限を除く星2は確実に取れる
・分岐が少ない…
この配置のデメリット
・育成難易度が高い…
・星3取るには実は結構工夫が必要
・分岐が多い…
解説
はい。ということで解説していきます。
以前に魔法型開封のメリットは「分岐が少ない」ことと書いたことがあります。それは間違ってません。セリアの烙印&無効化のおかげで挑発傭兵をなきものにできるので、ベルフェロンやレヴィア、ネルアといった広範囲傭兵を「自分の思ったところに着地させる」ことができます。
しかし、そんな中で現れたのが【ロイド】
烙印による沈黙やバフ封印の影響は受けるものの、セリアでも無効化できない挑発ということでレヴィアやベルフェロンと言った大型傭兵がロイドに引っ張られます。魔法型開封の弱点はナルタスを除いて「基本的に攻撃は1度、多くても2度が限界」です。従ってロイドに吸われるとターンかけがほぼ必然になってくる可能性が高いです。
ロイドの挑発を考えたうえで魔法型を動かさないといけないという点で実は分岐が多くなってしまうのが現環境の魔法型開封です。少しでも分岐を減らすためになるべき「マモ受け」や「グングニル防御型を使う」などの方法もありますが、未だ確たる方法は開発されていないかなという感じです。
またターンかけも1つの心配事ではあります。
生贄支援に1枠使う&バルゼなどの攻撃型を配置しないせいで、マモニル処理が遅れてしまうんですよね。今までは対マモニル特化傭兵ことネルアが採用されることが多かったのですが、生贄用の枠を使用する関係で溢れることが多いのが現状です…。
デメリットを列挙はしてきましたが、挑発無視と高火力をもち、この2つの課題を解決してくれそうなルメンが実装されたので、どこまで食い込んでいけるか注目です!
おすすめスペカ
・グングニル(防御型早期処理)
・オロチ(ベナカ早期処理)
(2)ファルコン回避法
グングニル攻撃指定による影響は受けるものの、ファルコンの影響を回避するために支援型を一切使わないという方法ですね。こんな感じ!
どちらも生贄はイライザですね。無支援開封は生贄の選択肢はかなり広範ですが、大事なのは「相手の初手最大ターン数を把握して可能であれば役割を持たせること」です。
下の図は「支援2、魔法1」なので相手の初手最大ターンは4ですね。すると7凸グングニルの発動ターンは6なので、1ターン空白の時間が生まれます。つまりこちらの初手傭兵は自由に動けるわけですね。その傭兵にしっかり役割を与えてあげれば生贄は生贄ではなく重要な駒に変化します。
僕は大体イライザやリュドミラなどの挑発無視傭兵を使いますね。
事故要素少なく重要な役割を果たせるのでお勧めです。
この配置のメリット
・確定KOは1体に収められる
・ファルコンの影響がないため受けが確定できる
→些細な事ですが大きいメリットです。セイルの着地点にマモニル置いといたけど、支援に引っ張られて挑発発動してしまったとかの経験をした人もいるのでは?
・使う傭兵に慣れるとパズル感覚
この配置のデメリット
・無支援のためスキル把握からダメージ把握まで必要
・使える傭兵が限られているため育成難易度は高い
・使用スペカが高凸になりがち
解説
無支援の最も難しいところは「スキルのみに意味を持たせる」ことです。
「いつもはあの傭兵も落とせる…」といった発想は厳禁です。
わかりやすく言いましょう。
・アレックは激昂の一撃でシグムンドとベルフェロン処理
・ユリは無効化
・クリスティナは持続ダメでジンとベナカ処理
というように「傭兵のスキルのみ着目して役割・確定処理」を考えることが必要になります。普段のアレックならゲイラニアベルフェロンが相手であっても、狂乱の一撃で不死発動・激昂の一撃で不死貫通などのこともできますが、無バフアレックはそんなことできません。
ゲイラニア付きベルフェロンを殴るのであれば、まず無効化してからです。
無効化せずに殴れば生き残って次ターンで乙確定です。
ということで、無支援の場合にはスキルの把握・火力の把握が不可欠です。他にもレピテアやベナカの浄化などはないためロイドなどを殴っていいのはデバフ免役持ちだけなどの考慮も必要になります。
支援なしって簡単なように見えてかなり注意点は多いですが、それさえ把握してしまえば「誰でどの傭兵を倒すか」がシステム化してくるので、慣れれば傭兵選択から配置までかなり楽なんですよね。
実例解説
相手スペカ
ファルコン支援・グングニル攻撃
自分スペカ
下段オロチ・下段バイパー
相手の支援
ゲイラニア→ベナカ→ギュンター
受けプラン
ギュンター・セイル→マモ二ル
バルゼ→ルシウス
ジン・マモニル→アンジェリカ
ロイド→セト
攻めプラン
1イライザ→ゲイラニアロック
2アンジェリカ→ゲイラニア処理
3マモニル→散歩
4ヴェンタナ→散歩(orロイド処理)
5ルシウス→散歩
6セト→ロイド処理(orバルゼ攻撃)
→この時点で相手の挑発なし
7シグムンド→ベナカ処理
8クリスティナ→ジン持続処理
9バルゼ→ベルフェロン処理
詳細解説
(1)スペカの選択理由
配置を見たときに面倒だと感じたのはゲイラニアの「持続ダメ免疫付与」とベルフェロン&マモニルの処理です。
バイパーでゲイラニアの支援範囲をベナカのみにすることで薬物付与と免疫付与を防ぐ
オロチの直接持続ダメでマモニルのHPを1にしておく
という理由でのスペカ採用です。
(2)初手イライザの意味
『下段にバイパーうったならもうゲイラニア処理しなくていいのでは?』と思う人もいると思います。間違ってはないのですが、バイパーは12ターンしか効果を有しません。ゲイラニアが13ターン目以降に動かされれば持続ダメを効果的に使おうとしているこのプランは崩壊です。
そのために初手イライザで無理やりにでもロックオンをしてゲイラニアを処理しようとしています(実際にはオロチの関係でイライザでゲイラニアにはKOとなりました)。
(3)お散歩傭兵の選び方
お散歩とは、【所定の傭兵の攻撃までターンを稼ぐこと】です。
今回は相手の挑発傭兵はロイドです(セイルはマモで無効化)。ロイドさえ処理できれば後の攻撃は思い通りに飛ぶわけです。
相手の初ターン攻撃可能枚数は6枚
ロイドはセトの固定反射で自己不死発動できるので、自軍の6手目に固定ダメ持ちを動かせばロイドはKOor挑発切れし、挑発はなくなります。
ただし、それまでの傭兵(3~5)はロイドを攻撃する可能性はあるわけです。ロイドには誘惑カウンターがありますから、ここで下手な傭兵を動かすと誘惑で敵になります。
従って3~5はデバフ免役持ちをメインに採用しているわけですね。ルシウスはまあww
細かいですが大事なポイントです!
(4)確定処理傭兵
・シグムンドは【自身のHPを基準にした固定ダメ】持ち
→ベナカぐらいなら確定で落とせます
・クリスティナは【相手の攻撃力を基準とする被ダメ無視の猛毒ダメ】
→ジンは自バフで攻撃力が上昇するため防御値が90近くあっても持続ダメで倒すことが可能です
・バルゼは【墓石の数だけ直接ダメ】を与えられます
→バルゼが動くタイミングでは最低でも4墓が確定しています(イライザ・ゲイラニア・ベナカ・ギュンター)
僕のバルゼは基礎攻撃力が5250ですが血の吸収のスキルにより
5250×(1+0.15×4)で起動時の攻撃力は8400まで上昇
墓石1つにつき8400×0.25=2100の直接ダメが4回分ベルフェロンに入るため、基礎HPが6000のベルフェロンでも倒せるわけですね。
ちなみに、もし確定最低墓が1つでも少なければオロチを中段に投げていました。
あと残っている傭兵は大したことないので、ちゃちゃっと処理してバルゼがオロチ付きバルゼをワンパンして終了ですね。セイルの烙印カウンターには注意ですが、どれだけおそくともバルゼが処理できますし、バルゼはデスガード持ちなのでそのタイミングでは死にません。
ということで、無支援開封の実践プランを解説してみましたが、どうですか?w
個人的には慣れれば相当簡単というか、使用する傭兵も固定化してくるので、1回のギルバトにかかる時間もかなり短縮できるのでお勧めではあります。細かいスキルの理解とかは必要ですが、その辺はまあ、僕のブログ読んで確定傭兵を把握していただければww
おすすめスペカ
・バイパー7凸(支援傭兵潰し)
・オロチ5凸(マモニル・ベルフェロン・ジン処理)
・ファルコン5凸(生贄傭兵での処理が可)
ということで今回は最近防衛城に多いスペカに対してどういう立ち回りをするかという点で解説してみました。当初はもっと少な目に書く予定だったんですが思いのほか長くなってしまいましたね…。
自分の手持ちとスペカに合わせて参考にしていただければいいかなと思います。
では、また次の記事で~!
お読みいただきありがとうございました。