新傭兵ギルバト影響度考察(ジェニス)
こんにちは、ATです!
普段は前置きでふざけてますが、今回はそんな余裕はありません
なぜならそれほどの緊急事態だからです
ストライダー ジェニス
【スキル解説】
第1スキル ロックオンカウンター
第1スキルはロックオンカウンターですね。攻撃してきた相手に35%のステ減込みロックオンを付与するスキルですが、なんとこのロックオンは
【デバフ免疫を貫通します】
つまり、ジェニスを殴った傭兵は5Tの間ロックオンがつくし、全ステ35%減されます。そして大体の防衛城にはセリアがいるので、実質全ステ60%減ですね。
荒らしまくりのスキルpart1です
もうめちゃくちゃです
第2スキル 生存力
第2スキルの生存力は自身の被ダメ軽減最大値を97.5%に拡大させたうえで被ダメ軽減80%を獲得します。また、攻撃を受けた際に毎ターンHP×30%の再生を獲得します。
第3スキル 欺瞞
第3スキルの欺瞞は攻撃時に自身にロックオンを付与します。このロックオンは基本攻撃を受ける際に終了し、終了した際に自身の最大HP×200%の臨時HPを獲得します。
これが荒らしに荒らしてるスキルpart2ですね
いくつか仕様解説です。
① 自身に付与するロックオンタイプのスキル
→自身にロックオンを付与する関係で疑似的な挑発のような作用をしますが、ロックオンタイプのスキルであることから挑発無視の対象外となります。
つまりナルタスも吸われるし、リュドミラも吸われます
ファルコン>ロックオン>阿弥陀>挑発
の関係性をしっかり把握することが大事です
② 有効回数系統のスキル
→スキル内の維持時間の欄に1回と書かれており、これは基本攻撃を1回受けるまで永続となります。基本攻撃を受けるまで消えないことに注意です
③ ロックオンはデバフ
→スキルアイコンを見てもらえばわかりますが、これはデバフタイプのスキルに該当します。つまり、バフ封印の影響は当然受けませんし、無効化もできません。マモニルなどで受けても発動することに注意です。ただし、デバフなので相手の浄化には反応します。相手ジェニス行動後に、相手のヘルガを割ると相手全体に浄化が入りますが、それによって欺瞞も解除されます。
デバフのためバフ封印によっては止めることができませんが、スキルではあるので沈黙により封じることは可能です。グロリアの沈黙カウンターはババリのデバフ免疫で防がるので、現実的な線はスペカ【ビダール】ですかね
覚醒スキル 敏捷力上昇
覚醒スキルは自身の敏捷力を125%上昇させ、被ダメ軽減87.5%を獲得するスキルです。第2スキルの被ダメ軽減80%と合わさって97.5%減を達成できますね。
ただし、第2スキルの方は戦闘開始前からの永続スキルですが、覚醒スキルは基本攻撃後に獲得するスキルなため注意が必要です。
敏捷125%は明確にセリアを意識したスキルですかね
セリアによるステ減25%を受けたとしても敏捷100%を達成させてかすりを生じさせることができる傭兵となります。
【傭兵性能】
欺瞞という疑似上位挑発により自身へのタゲを集中させると同時にステ減つきロックオンで味方の攻撃を集中させる傭兵です。自身の防御性能は最大97.5%の被ダメ軽減と敏捷100%による確定かすりにより被ダメージを減らすとともに、欺瞞解除時の臨時HP獲得によって生存力を高める傭兵です。
【レダとの相性】
文句なしの100点
複製可能スキルはロックオンカウンターと生存力の2つですが、ジェニスとレダの両ロックオンカウンターにより、相手のプランを大きく捻じ曲げることのできる傭兵です。
欺瞞にロックオンに挑発に…
しっかり把握してないと攻める前から星0が確定しているような城になります
【対策】
ジェニスというよりジェニス入り城の対策ですね
ジェニスだけ対策しても意味ないです。
それぐらいジェニス入り城は難易度が高いです
まず、ジェニス入り城のミス要因は大きく2つ
① セリア+ロックオンによる最大60%のステ減
→ほとんどすべての傭兵が防御100を維持することができません。つまりバーバリーバからの援護射撃で落ちます。【いつどのタイミングでレダやジェニスを踏むか】が非常に大事になります。
また、ロックオンカウンターによるステ減は基本攻撃を受けた後に適用されます。そのため基本攻撃後の追加ダメはステ減された状態で計算されることになります。
重要なのはクリティカル率
たとえばアレック→レダ
・狂乱で鎖Ⅱ解除
・激昂で骸 or 墓石化
というのが処理の流れでしたが、狂乱時にはロックオンカウンターでステ減された状態のため、クリ率足らずに狂乱で落ちずにプラン崩壊という事故が現在そこらかしこで多発しています。
② 複数の優先タゲの把握
→阿弥陀・挑発・ロックオン・ファルコンをすべて含む城の優先順位をしっかり把握しないとそもそも土俵にすらあがれません。頭の中でそれぞれの優先とターン管理をするのはかなり困難だと思います。
対策としてはこのような優先タゲ持ちの傭兵を動かさないことが挙げられます。
たとえば、ヴァルカンなどで行動を縛ることや、セトなどの反撃持ち傭兵で受けることでKOさせるなどが大事です。
【実践】
とまあつらつら書いたんですが、実際のプランを解説しながらの方がわかりやすいかなと思うので、僕の整地プランにて実践解説したいと思います。
次の整地プランですが、注目ポイントが3つほどあります。できれば頭の中で組み立ててみながら、どこに気をつけているのか考えながら見るといいかと思います
相手スペカ
ファルコン支援(5T開始)
ヴァルカン攻撃(5T開始)
自分スペカ
メイデン上
ヴァルカン防御(4T開始)
このプランでの注目ポイントの解説です
①ヴァルカンで相手のジェニスを封じる
→ジェニスの欺瞞は行動後に付与されるデバフのため、ヴァルカンで行動を封じさえすれば大きな障害にはなりません。ヴァルカン4Tに設定した上で自軍の支援をすぐに動かさないことによって、相手のヴァインとジェニスの行動順を封じているのが注目ポイントです
②ファルコン支援をうまく利用する
→ファルコンとロックオンではファルコンが優先されます。つまり、自軍の支援にファルコンが付与されている限りはたとえロックオンカウンターによりロックオンが付与されていたとしても攻撃されることはありません。
上のプランでは、バーバリーバに鉄壁25%のルーンを付与して防御100%を維持し、かつ唯一防御無視ダメで攻撃してくるレダを攻撃前に倒すことで相手の攻撃をバーバリーバに集め続けているのが注目ポイントです
③レダ処理傭兵を工夫する
→ロックオンカウンター+セリアによるステ減は実に60%に及びます。アレックのように狂乱+激昂で倒すという従来のやり方だとルーンや魂装備への工夫が必要になってしまいます。そこでそれらのステ減の影響を受けない傭兵を使うというのがここでの注目ポイントです。
まず1つはテイラー
行動ターンに制限はありますが、自身のHP×350%の直接ダメ―ジを与えることができます。HPはステ減の影響を受けず、かつ直接ダメはクリティカルがのらないため安定してダメージを出すことが可能です。
もう1つはバーバリーバ
バーバリーバは自身が基本攻撃をしているわけでないので、反撃の影響を一切受けず、ロックオンがつくことはありません。従ってセリアのステ減の影響は受けますが、ロックオンによるステ減の影響はうけずに援護射撃のダメージを通すことが可能です。
このプランの書き出しですね
ほぼプラン通りに行ったはずです
もちろん、全てが全てこのような発想でできるわけではないのですが、ジェニスはヴァルカンで止めるだったり、レダを殴る傭兵を工夫するだけでプラン組が考えやすく、かつ事故は大きく減ると思いますよ
【評価】
ジェニスのギルバト影響度は S
整地は従来通り対策すれば大きく難易度が変化するというわけでもないのですが、開封に至っては現状、正直明確な対策がありません。なんならヒドネ軸でのジェニス城開封は不可能とまで言われるほどですね。
うーん…ロックオンカウンターの複製はいらなかったんじゃないかな~とは思います。
というのも個人的な意見ではあるのですが、育成難易度の観点からレダ入り防衛城と攻めヒドネ軸の関係は対等でいてほしいという想いがあります。ジェニスの免疫無視ステ減とロックオンカウンターの複製はその均衡を著しく乱しているかなと…。
2月の開発者ノートではレピテアの調整などもありましたし、どうなるか期待ですね!
では、今回はこの辺で!次回はエルドラです