既存伝説バランス調整(ルシウス)
こんにちは、ATです。
10/22に既存伝説傭兵4種のバランス調整がされましたね。はやくも1週間がたちました。Twitterなどでは不具合やら性能で阿鼻叫喚な様子でしたが、そんな中、僕はjump+で全話無料キャンペーン中のTo LOVEるを読んでました。いや~、やっぱりモモ派です。
さて、冗談はこの辺にして、今回は追加された4種の傭兵の性能について解説していこうと思います。今回は一番わかりやすいルシウスからです!
それではいってみましょう!
強化前ルシウス
2回の復活と計10回のデスガードによる強力な盾性能を有している傭兵であったが、近時の直ダメ・ガード無視乱立により実質的には2~3回しか受けられず、盾役としての機能をほぼ活かせず
調整前アリーナ使用率は0.8%
1発は確実に耐えれられることからギルバト攻めではドウェインやアレック列などでの採用がメイン
傲慢の夜 ルシウス
【スキル性能】
第1スキル 復活
第1スキルの復活は変化なしですね。
細かく言うと例外が少し変わってはいますが、それは別の傭兵の時にまとめて解説しますので、スルーしてくださいw
【KOに至るダメージを受けた場合には復活する】
というのを2回行えるのがルシウスの最大の強みです。
復活時には「当該ターンの終わりに適用されているバフデバフ」が全て剥がれます。今までちゃんと説明したことがなかった気がするので、復活系のメカニズムについて解説します。
デバフとダメージが蓄積している状態です
相手からの基本攻撃を受けてルシウスのHPが0に
=KOに至るダメージを受けた状態
→その時点で復活Ⅱが作用し、復活・デスガ・ストーンスキンを獲得します(右から2~4個目のスキルアイコン)
→相手の基本攻撃後の盲目スキルが付与されます(一番右のスキルアイコン)
復活すると、そのターンの終了時に適用されているバフデバフが剥がれるというルールがあるので、先ほどの画像のうち【復活スキルアイコン】より左側にあるバフデバフがすべてなくなります。
対して、復活後に受けたデバフ(【盲目】)や獲得したバフ(【デスガ】や【ストーンスキン】)は剥がれません。
これが復活系スキルのメカニズムとなってます。骸挑発とか聞いたことあるかもしれませんが、あれも反撃で骸化したあとに基本攻撃後の挑発スキルが発動していることから起こる作用ですね。
どこのダメージで落ちるのか
その時にスキルは発動されているのか、されていないのか
そのあたりのメカニズムが関係してくる仕様となっています。なお、スペカは【バフデバフ】ではないため、復活したとしてもスペカのターンが維持されているうちは残り続けます。
第2スキル デスガード
第2スキルはルシウスの代名詞のデスガードですが、修正が入っています。
修正①
デスガの最大回数が5回から【6回】に
修正②
デスガと共に【ストーンスキン】を獲得
ということで②ですね。
ストーンスキンは【受けるダメージを自身のHP×3%に減少させる】スキルです。セトのフレイムガードと似たようなスキルですかね。
ただし、【ガードスキル】であるセトのフレイムガードとは違い、ストーンスキンは【特殊スキル】であることに注意が必要です。つまり直接ダメやガードスキル無視ダメもストーンスキンの影響を受けることになります。
つまりルシウスの第2スキルは
ガードスキルのデスガにより
基本攻撃を6回受けるまで全てのダメージを無効化
デスガを貫通してくるダメージに関しては
ストーンスキンによってHPの3%に軽減化
されるスキルとなります
ストーンスキン自体はデスガと同じ時に消失しますが、直ダメやガード貫通ダメを自身のHP×3%ということで、33回は受けれますよって性能ですね。特別な対策をしない限りはルシウスで全部とまることになりそうです。
第3スキル 魂の一撃
第3スキルは変わらず魂の一撃ですが、ダメージ性能と倍率に変化があります。
従来の通常ダメから【被ダメ軽減無視ダメ】に変更され
最大倍率も相手の現在HP×75%から【95%】に増加しています。
昨今はガードスキルデフォルト時代なので、大きな影響はないかもしれませんが、相手の防衛城にいるグランヒルトなどの傭兵を落としやすくなったと言えそうです。
覚醒スキル 吸収
覚醒スキルは変わらずの吸収スキルです。
正直ストーンスキンが単体で33回分のガード貫通を受けられるので、吸収あろうがなかろうが変わらないだろって気もしますが、一応HP回復する分だけ受けれる回数も増えるという0.000001%ぐらいのシナジー効果はあるかもしれません。
【リニューアル性能】
復活とデスガというコンセプトを維持したまま、乱立するガード無視にはストーンスキンで対応し、現環境トップクラスの盾性能を獲得。攻撃性能強化はおまけみたいな感じですかね。
【対策】
ここまでガードスキルがデフォルトになっている環境であれば、受けはおそらく苦労しないはずです。ヒドネの金床バフでも問題なく受けれますし、防御100傭兵なら気にすることはまったくないですね。
対して処理方法はかなり困難です。
ストーンスキンは直ダメすらダメージ変換していまう強力な性能なため、処理には気をつけないと当然のようにターン欠けします。
対策は大きく3つ
(1)連撃傭兵の使用
古来より伝わるルシウス処理方法ですね。
ストーンスキンを無視してデスガの方を削りましょう戦法です。
ヒドネ軸であればクリスティナやエレニル
魔法軸であればキャサリンやマモニル
が採用傭兵となりそうですね。
(2)アンジェリカのバフ短縮
これはまたアンジェリカの解説で説明しますが、15凸アンジェリカは相手に適用さえれているバフの維持時間を1Tに短縮させる性能を持ちます。
デスガ・ストーンスキンもその対象なので、アンジェリカで殴れば次ターンにはデスガもストーンスキンもないルシウスとなるわけですね(復活スキル自体は残ります)。
ヒドネ軸でギルバトをする人はなかなかルシウスのみが役割の連撃系は枠の関係で採用しにくいこともあるので、他の役割もこなしながらルシウスに強く出れるアンジェリカはかなり強い味方になりそうです。
(3)メイデンの活用
これはかなりテクニカルな対策法です。
復活の仕様解説にて【スペカは解除されない】と説明しましたが、それとストーンスキンの性能をうまく利用した方法がアイアンメイデンを活用することに繋がります。
アイアンメイデンは対象の傭兵のHP増加・回復効果を制限するスペカですが、これをルシウスに対して付与するとルシウスは復活してもHP1で固定化されるわけです。その状態でガード無視ないし直接ダメを与えるとストーンスキンのHP×3%に変換されますが、HP1しかないルシウスはこれを受けきることはできません。
従って、致死ダメを受けることになり再復活ないしKOできるというわけですね。
……もう少し説明しますw
上段にメイデンをかけている状況です。
もろもろの説明を省いてビクターがルシウスを殴ると考えてください
めんどくさいのでべリアスはいないものと考えてくださいw
ビクター⇒ルシウス
ビクター【狂乱の一撃】
→ルシウス致死ダメ
⇒ルシウス1度目の復活。メイデンによりHP1
ビクター【必殺の一撃】
→直接ダメによりデスガ貫通。
ストーンスキンによりルシウスの最大HP×3%にダメ縮小。ただし、HP1なことから縮小ダメが致死ダメとなる。
⇒ルシウス2度目の復活。メイデンによりHP1
バーバリーバ【援護射撃】
→ガードスキル無視ダメによりデスガ貫通。
ストーンスキンによりルシウスの最大HP×3%にダメ縮小。ただし、HP1なことから縮小ダメが致死ダメとなる。
よって、ルシウス墓石化。ワンパンが可能です。
難しいですね…。あくまでもビクターの必殺の一撃やババリの援護射撃がデスガードを貫通することによりできる処理方法です。そのような性能を持たない場合はそもそもデスガで防がれるので、ダメージとして認識されず、ストーンスキンによるダメ縮小の対象にはなりません。
バルゼは墓石の数だけ直接ダメを出せるので、墓石2つ以上あれば単体でメイデンかかったルシウスをワンパン可能です。
それ以外の傭兵は単体で複数の直接ダメないしガード無視ダメを与えることはできないのでバーバリーバによる援護射撃が必要になりますね。
【評価】
性能把握段階でのギルバト影響度はSS
ターンかけを起こせる点で防衛城にも間違いなく採用される性能ですし、魔法軸などの攻めでは受け傭兵としてリリアンとともに採用されうる破格の盾性能です。
誰が、どんな場面で、どう使っても強い
雑に強いルシウスが現代環境に復活した、そんな性能です。このルシウスをスペカもなく楽に処理できるような環境になったらブラダスの潮時な気がしてます。それぐらいの盾性能ですね。
ということで今回はバランス調整されたルシウスについての解説でした!
初めに言っておきますが、こいつが一番わかりやすい性能です。
僕が失踪したら、あとの3種を解説するのを諦めたんだなと思ってくださいw
次はナルタスの予定です!では、また次の記事で!