新傭兵ギルバト影響度考察(ビクター)#29
こんにちは、ATです!
前回に引き続いて、新傭兵のギルバト影響度を考察・解説していきたいと思います。今回はビクターですね!同実装となったドウェインはコラ画像みたいな能力をしていますが、果たしてビクターはどうなのか…。
早速みてみましょう!
猛牛 ビクター
何故か知りませんが、うちのギルドにはロミエン好きの固定層がいるみたいです。とりあえず全員謹慎処分にしておきました。
あとスイクン好きじゃないと出禁です。
第1スキル「不屈の闘志」
不屈の闘志は「基本攻撃前」に1ターン獲得する不死系スキルですね。
致死量のダメを喰らったとしてもHP1で耐えるというスキルです。
そして、不屈の闘志が発動している間に、ビクターの被ダメージ量と与ダメージ量、HP消費量が蓄積されます。つまり、ビクターの基本攻撃によって与えたダメージや第3スキルによる追加ダメ、それらの反射反撃ダメ、第2スキルによるHP消費量を全てそのターンに限り蓄積するということですね。
そしてその蓄積量が覚醒スキルに関与します!
勘違いする人が結構いるので少しだけ解説すると、
①防御耐性ではなく、反射反撃耐性です。
→「あくまでもビクターが攻撃する時」の話であって、「こちらがビクターを攻撃する時」にはこのスキルは関係ありません。
②維持ターンは1ターンだけなので、蓄積も当該ターンのみです。
→1R目の蓄積ダメが2R目にも持ち越されるなどではないです。
第2スキル「闘魂」
闘魂は基本攻撃後にHPを代償に攻撃力を上昇させるスキルです。
このスキルは範囲内の敵の数だけ重複します。範囲内に敵がいればいるほどHP消費量も増え、攻撃力もあがるわけですね。
発動はターゲットごとに1つですので、メインには発動1つ、第1サブタゲ時には+1で2つ、第2サブタゲ時には+1で3つとなります。
さて、このHP消費というのが曲者で、これは「自己消費」であって「受けるダメージ」としては認定されません。ただし「ダメージ」には認定されます。
「何言ってんだこいつ…」という人のために解説しますw
僕のビクターは3凸(笑)なので闘魂による自己消費はHPの70%です。
従って2つ発動するとHPは1になります。
まずはこちらの通常画像から
こちらの画像はビクターが3マスの敵を攻撃してます。
2000×0.7=1400で、1400の自己消費ダメが3回入ってるのがわかるかと思います(みえにくいですが…)。
続いて、デルサヒドネとビクターを使います
こちらでも1400の自傷ダメ―ジが3つ入っていますね。
デルサヒドネの防御バフは味方の受けるダメージを99.9%カットしますが、受けるダメージに「自傷ダメは入りません」
従って1400のダメが全てカウントされることになります。
つまりは自分でこけたくせに「友達に殴られました」と言って損害賠償をしても裁判官(デルサヒドネ)は助けてくれないよってことですね。
では、こちらの画像
こちらでも1400が3つ…ではなく、1つだけ0になってますね。
ゲイラニアの不死の薬物は「受けたダメージ」ではなく「ダメージ」を受けなくします。従って自傷ダメであっても「ダメージ」には含まれるので、ゲイラニアの不死によって防がれるわけですね。
今回は3凸ビクターだったので、2つ分の自傷で初めてHP1になりますが、7凸以降は100%になるので、1つ分の自傷ダメしか入らないことになります。最後まで読めばわかりますが、ビクターにとって自傷ダメは非常に重要な要素なので、ゲイをかけると実質弱体化となります。
自分で怪我したとしても助けてくれる看護師(ゲイラニア)でもダメージの蓄積量が重要なビクターとは相性が悪いわけですね。
第3スキル「狂乱の一撃」
狂乱の一撃は自身のHP残量に応じて複数の追加ダメを与えるスキルです。
第2スキルによって7凸以上のビクターのHPは確定で10%未満になるので2つの追加ダメがでることになります。
ただし、この追加ダメはどちらも通常ダメなので防御100やらで容易に防ぐことができますね。
覚醒スキル「必殺の一撃」
必殺の一撃は【不屈の闘志累積ダメージ×175%】の直接ダメを与えるスキルです。
いや~、ついに一般傭兵で直ダメを与える傭兵が出てきましたね。
ただしアレックやレヴィア・バルゼといった伝説傭兵とは異なりビクターの直接ダメは「不屈の闘志の累積ダメ―ジ」に応じるという部分が重要です。
第1スキルで解説した通り、不屈の闘志はそのターンのビクターの被ダメ・与ダメ・自己消費ダメが累積しますが、そのダメを必殺の一撃で開放するという形ですね。
【実験】
とりあえずちょっとダメージ実験です。
使用するのはこちらのビクター
実験では基本攻撃や追加ダメにクリティカルは出なかったので、それで計算します。
1体目
基本・2027×0.15=1722
闘魂・5274×1.1=5801
狂乱①・2027(1+1.7)×2×0.85=9303
狂乱②・9303
蓄積ダメ・1722+5801+9303+9303=26129
必殺・26129×1.75=45725
2体目
基本・1722
闘魂・5274×1.1=5801
狂乱①・2027×{(1+1.7+1.7)≦4}×2×0.85=13783
狂乱②・13783
累積ダメ・26129+45725+(1722+5801+13783+13783)=106943
必殺・106943×1.75=187150
3体目
基本・1722
闘魂・5274×1.1=5801
狂乱①・13783
狂乱②・13783
累積ダメ・106943+187150+(1722+5801+13783×2)=329182
必殺・329182×1.75=576068
ということでこちらです。
微妙な誤差はありますが、概ねあってますね
ええ、あってます。あってますよ?
僕に二度とこの計算をさせないでください。
計算お願いしますってDM来たら即刻ブロックしますので。
ということで、第2サブタゲにも直接ダメ50マンもでる!
強い!ビクター最強!
…とか思った人はブラダスを全然わかってません。
現環境はレダクラッド防御軸とデルサヒドネ攻撃軸の2択です。
レダクラッド軸に関しては酔拳など、デルサヒドネ軸に関しては金床オーラで基本ダメや追加ダメは0になってしまいます。同時にビクターもヒドネ軸で使えば反射ダメもほぼ0です。
すなわち、累積対象は実質自己消費HPと直接ダメだけなんですね。
つまりビクターのルーンは自傷ダメを増やすことが出来る血気盛りが無難だと思います。なんなら猛攻盛りはメインタゲのレヴィアを倒せません。
血気盛りとして簡略化した計算式は
メイン・HP×1.1×1.75
=HP×1.925
サブ①・(HP×1.1+HP×1.1+HP×1.1×1.75)×1.75
=HP×1.1×3.75×1.75
=HP×7.218
サブ②・(HP×1.1+HP×1.1+HP×1.1+HP×1.1×1.75+HP×1.1×3.75×1.75)×1.75
=HP×1.1×(1+1+1+1.75+6.56)×1.75
=HP×19.7
になるかと思います。間違ってても責任は取りません。
見てわかるかと思いますが、ビクターは主にサブタゲ処理マンですね。
メインを処理するとなるとしっかり計算できないと事故るかなと思います。
【対策】
直ダメを出せることからアレックやバルゼを耐えることができるマモニルやルシウスは当然受けることが可能です。
また、追加ダメはすべて基本攻撃後のためジンでずっと受け続けることが可能です。ただし、ビクターは直ダメを朧返しをされたとしても特殊スキルである不屈の闘志で耐え続けることが可能です。
ジンで受けとしては成立しますが、倒せるわけではないことに注意です。
ビクターの例外をみてみると
アレックやバルゼのように沈黙無視は持っていません。
というか、ビクターのスキルに沈黙無視はありません。
セリアの烙印を受けるとHP1のでくの坊に早変わりです。
もしくはスキルブロックをもつグロリアで受けることも可能ですね(基本で死ななければ…)。
こちらの攻撃で倒す分にはほぼ問題ありません。
デルサヒドネと共に使られることが多いと思いますので、ヒドネの金床オーラを貫通できる攻撃性能なら何でも可能です。
ヒドネと一緒に使われていなければもう何でもいいです。適当に殴ってください。
【総合評価】
ギルバトでの影響度は…B+
単純に直ダメ持ちというだけで受けが面倒になる性能ではありますが、刺さる時には刺さるけど…というぐらいの性能かなと思います。使いこなすにはかなり訓練が必要ですかね。
ちなみに僕は全く育てるつもりがありません。
理由は2つ。
先ほど言ったように沈黙で何もできなくなる点でセリアがいる現環境やグロリアの15凸がまだ実装されていない時に育てるのはリスキーかなと思います。
もう1つは同時期に実装されたドウェインがガードスキルを無視する新概念をもたらしたこと。直ダメでしか貫通できないはずのガードスキルを直ダメ以外で無視するような性能を運営が出したということ今後もそのようなスキルを持つ傭兵が増えてくるはのかなと思ってます。そうなると相対的に直ダメだけがメインの傭兵は評価が下がってきますしね…。
少なくとも混沌防御型の性能を見てからでもいいかなって思ってますね。
ということで今回はこの辺で!
普段サボって多分しっかり解説したつもりですw
ではまた次の記事でお会いしましょう~!