ブラダス櫻色日和

〜ギルド戦の達人への道〜

新傭兵ギルバト影響度考察(ウリベル)

12月が終わるまであと5日…

さあ、傭兵解説は年内に終わるのか…

 

ということで今回はウリベルですね!

 

狂信の鎖 ウリベル

f:id:AT22:20211227213941p:plain
f:id:AT22:20211227213947p:plain

ちなみにリティアナ派

 

【スキル性能】

 

第1スキル 狂信の鎖

f:id:AT22:20211227214046p:plain
f:id:AT22:20211227214049p:plain
f:id:AT22:20211227214056p:plain
f:id:AT22:20211227214059p:plain

 

第1スキルの狂信の鎖は基本攻撃時に【時間記録】という行為を行います。時間記録とはそのタイミングでウリベルに適用されている【効果】と【HP】を記録する行為ですね。

そして、時間記録がターン経過により終了すると、【現在適用されている効果がすべて消え】、【時間逆行】により記録した瞬間の効果とHPをウリベル自身に再適用します。

 

意味わからないでしょ?w

運営さん、最近の傭兵、スキルがわかりにくいです…

誰かが言っていましたが、イメージ的にはセーブ&リセットですね。時間記録によりその瞬間のデータをセーブして、時間逆行でセーブ時にリセットする性能だと思ってください。

 

ということでいくつか仕様解説を行います。

①記録対象は【HP】と【適用されている効果】です

→適用されている【スキル】ではなく【効果】なので、ウリベルに適用されているスペルカードも記録されます。また、バフデバフ関係なく適用されている効果を記録することになります。

また、時間記録は基本攻撃前発動スキルなので、ウリベル自身の基本攻撃後発動効果は記録しません(挑発等)

f:id:AT22:20211227220929j:plain

画像でいうところの赤部分を記録します。

 

②時間逆行する時に再適用される効果は、ターンが初期化されます

記録時に1Tだったスキルも逆行時に最大ターンとなって再適用されます。

また、クリ率やクリダメを強化するバフに関しては【その時の支援型の支援力】にて再計算されて付与されます。支援型が呪いなどを受けている場合はバフが再適用されてもよわよわですね。

 

ターンが初期化されないのはウリベルの狂信の鎖スキルのように例外にて記載されています。

f:id:AT22:20211227221144p:plain

f:id:AT22:20211227221441p:plain

 

③オーラタイプ効果について

→オーラスキルのより付与される効果についても時間記録・逆行の影響を受けます。

ただし、一般的にオーラスキルにより付与される効果は発動者が骸化ないしKOされると解除されます。その仕様と時間記録・逆行の関係性が問題となるのですが、これについての仕様はほとんどギルメンがしてくれてましたw

 

・逆行のタイミングでオーラスキル発動者が墓石

再適用されない

上の2つの画像からも相手セリアの古代魔法の呪いはウリベルに再適用されていませんね。

逆行のタイミングでオーラスキル発動者が骸・生存

再適用される

下の画像から、時間記録後に骸化したセツガの生存スキルが再適用されているのがわかるかと思います。

f:id:AT22:20211227225313p:plain
f:id:AT22:20211227225325p:plain

 

オーラスキル発動者が骸化するとオーラスキルは消えます。

しかし、時間記録の時にオーラスキルによる効果を記録している場合は、時間逆行時にオーラ発動者が墓石でない限り、再適用されます。

NANDE~ NANDE~ なんでやねんねんねん~

 

ということなので、覚えましょうw

 

④ バーバリーバのランプについて

→現環境に多いバーバリーバのランプも時間記録の対象になり、時間逆行時に再適用されます。その結果、バーバリーバのランプが2つ存在するタイミングが現れますw

もちろんいつかは1つに収束するのですが、たとえばランプ持ちの傭兵を反射反撃で落としたり、こっちの攻撃で墓石化させてランプ切れを狙うことなどの手段は今のギルバトでよく見る光景ですよね。

そこでそのラウンドはもう援護射撃無いぞ!って思ってると、

いつの間にかウリベルが時間逆行してランプもってて

いつの間にかまたランプリレー始まって

いつの間にか援護射撃を受ける予定のなかった傭兵が吹っ飛んでいる…

なんてことが起きます

もちろんいつかはランプは1つに収束するのですが、それが嫌ならウリベルを早めに潰しておきましょうw

 

完全に放置していましたが、狂信の鎖スキルの中には内蔵スキルとして【臨時HP増加】というものがありHPを500%増加させます。ウリベルの基礎HPがだいたい35000ぐらいなので、総HPは20万を超えていきますね。

この臨時HPというのはあくまでもHPそのものを上からかぶせている形なので、直接ダメで無視するなどということはできません。20マン越えのHPをしっかり削る必要があるということですね。

 

第2スキル 強化バリア

f:id:AT22:20211227231639p:plain

 

第2スキルの強化バリアは最近持ち主が多すぎますね。

ウリベルの場合は被ダメ軽減最大値を95%にした上で、その分の被ダメ軽減を獲得します。

 

第3スキル 防御力上昇

f:id:AT22:20211227231807p:plain

 

第3スキルの防御力上昇もなんか見慣れましたねw

自身の防御力を上昇させるというそのままのスキルです。

ウリベルはデフォルトで防御値が20%あるので、

(100-20)×0.45+20=56

となり、防御56%以上は確定しますね

ウリベルのルーンオプションを両方防御上昇 or 魂装備愛蔵品を防御盛りにする状態にセツガを合わせることで防御100を達成することも可能となります。

 

覚醒スキル 粉砕

f:id:AT22:20211227232234p:plain
f:id:AT22:20211227232238p:plain

 

レダクラッドと同じスキルですね。

防御無視ダメに加えて、8Tの挑発を獲得するスキルとなります。

ちなみにブラダスにおいて臨時HPと最大HPは別物なので、最大HPに臨時HPの値は含まれません

 

【対策】

 

ウリベルの最大性能をまとめると

HP20マン越え

防御100

被ダメ軽減95%

阿弥陀による挑発&ダメージ半減

べリアスなどのオーラ系スキルを無限ロード

 

してくる傭兵ですね。これだけ見ると不落要塞ですww

ということで対策をしっかり把握しましょう。

とは言いつつも、ウリベルに付与されている効果の状態によって大きく性能が変動するので大きく2つにわけて説明です

 

① ウリベルに阿弥陀なし

 

阿弥陀がないときにもっとも楽な処理はヴェンタナですね。ウリベルは粉砕により攻撃後に挑発を持つので、挑発中にヴェンタナを当てれば基本的にワンパン可能です。

ヴェンタナの相手HP×6.5倍の固定ダメはやはり便利ですね。

べリアスがいる場合は根性でHP1とはなりますが、ウリベル自身は時間逆行以外にHPを回復する手段は持たないので、その後HP1の状態のウリベルに固定ダメや直ダメを当てれば墓石化まで可能です。

 

ちなみにレヴィアを当てるのはどうですか?と思う人もいるかもしれませんが、レヴィアでは落とせません

レヴィアは最大HP×4.5倍のダメージを与えますが、先ほども言ったように最大HPに臨時HPは含まれないので、

最大HP+(最大HP×5倍の臨時HP)>最大HP×4.5倍の直ダメ

という状態になります。

ヴェンタナは6.5倍だから可能な芸当というわけですね。

 

じゃあ魔法型では落とせないの?って言われるとそうではなくて、ウリベルは自分自身でデバフ免疫はありません。そのためセリアの烙印がもろに刺さります。防御値は95%減され、被ダメ増加95%入るので、その状態ならババリの援護射撃でぶち抜くことも可能です。

 

② ウリベルに阿弥陀あり

 

阿弥陀状態の完全体ウリベルをワンパン可能な傭兵は実は1枚しかいません。

ナルタスです。

ナルタスならGS・被ダメ軽減・防御値無視のダメで50万ぐらい出すことが可能なので、阿弥陀で半減されてもウリベルの総HPを超えることが可能です。

 

じゃあ、それ以外の人はどうすればいいのかというと、

 

(1)ターンがわかっている整地であれば阿弥陀切れのタイミングを狙う

→時間記録と逆行には14Tのラグがあります。また阿弥陀は最後の行動順の傭兵に付与されるので、ウリベル行動後~時間逆行までの間は阿弥陀が切れていることが多いです。

その時にヴェンタナを当てるなりすれば対応は可能です。

この時に注意なのは、ウリベルにアンジェリカを当てないこと!

アンジェリカの堕落の星によるターン短縮は時間記録にも適用されます

従ってアンジェで殴った次ターンに時間記録はターン経過し、時間逆行によって再度ウリベルの能力がリセットされることになってしまいます。阿弥陀地獄ですね。

 

(2)スペカで対応する

→ウリベルは自身に適用されている効果を再適用するため、こちら側が付与したスペカも背負うことになります。

ということでウリベルの対策となるスペカが、ナイトメアですね

 

実はスペカバランス調整の際にひっそうと内容変更がされていまして

従前の列指定から、ヴァルカンのような型指定になりました 

f:id:AT22:20211228000910p:plain

 

防御型に対して被ダメ200%増加と防御力100%減をすることができるので、完全体ウリベルの性能を格段に下げることが可能です。

被ダメ軽減無視ダメは【被ダメ軽減の効果だけを無視し、被ダメ増加の効果を組み込む】という裁定なので、ウリベルが被ダメ軽減95%を持っていたとしてもナイトメアを付与して置けば3倍のダメージを与えることができる{(1−0.95)・(1+2)=0.15減を無視 ではなく、(1−0.95)を無視して(1+2)=3}わけです。

 

これにより、強力な火力と被ダメ軽減無視ダメを両立できる傭兵がウリベル候補となります。

攻撃軸ならアレックやローガンですね

f:id:AT22:20211228001327p:plain
f:id:AT22:20211228001332p:plain

 

魔法軸なら、まあバーバリーバですねw

f:id:AT22:20211228001914p:plain

しっかり強化している人ならバーバリーバ1回で吹っ飛ばせると思います

怪しければ被ダメ軽減無視ダメを持つマモニルなどを攻撃傭兵として使えば問題なさそうです

 

ということで、対戦ギルドの順位層の防衛城にウリベル阿弥陀が多いな…ってなった人は是非ナイトメアを取ることをお勧めします。というか、ナイトメアはぶっちゃけ防御型以外への使用シーンがほぼないので2凸でもOKです。

物は試しで使ってみましょう。

 

ちなみに僕はですね、最近師と仰いでた人が同じギルドに所属することになりまして、嬉しくてウキウキでブラダスをしていたんですね。ある日ですね、起きたらその人から「1城を開封しろ」とメンションが来てまして(一部歪曲表現有)、「どう考えてもナイトメア無いと無理やんけ…」となったので渋々ナイトメアを取る羽目になりました。

ウリベル実装の2日前のことでしたね

でも今考えると、きっとウリベルの実装によってナイトメアが必要になることを見越していたんだと思います、なんといっても僕が師と仰ぐ人ですからね!

間違いありません。

 

なお、ウリベルの対策スペカとしてオロチメイデンはどうなの?と思う人も多いと思いますが、ウリベルの時間逆行は状態の変更&スキルの再適用という裁定なのでメイデンによるHP増加制限の影響を受けません

f:id:AT22:20211228003325p:plain

オロチは意味ありますが、メイデンは意味ないということですね。

ナイトメアという別のスペカに目を向けさせるとともに、メイデンの対象傭兵をこれ以上増やさないことになると思うので、これは落ち着いて考えると良い裁定なのかなと思います。

 

 

【総合評価】

現段階でのウリベルの性能はS-

防衛城にはしっかり入ってくる性能だとは思いますが、防衛城の現主であるレダクラッドとは一切シナジーはないですね。第3スキルが戦闘開始前なので、「お???」とは思ったのですが、例外にて複製可能記載がなかったのでレダが複製できる要素は0です。

ですが、対策の方法が限られていることや、単体の性能として今後実装されるスペカ等で容易に強化可能なことなど防衛城にて採用されやすい性能をしていますね!

 

ということで今回はウリベルの性能解説でした!

相手にいる場合はしっかり処理方法を把握して対処していきましょう!

次回は人によって評価がまちまちのスクライムの予定です、修正はどうやら1/6と年を越しそうなので開発者ノートに記載されるであろう方向性を見てから予測とともに描きたいと思います!